設立趣旨

「持続可能な社会の実現」に貢献

LINEヤフー株式会社は皆さまのご支援のもと、安全で安心してご利用いただけるサービスを提供することによって、社会とインターネットの発展に寄与すべく努力して参りました。
Yahoo!基金は、2006年にヤフー株式会社(現LINEヤフー株式会社)がYahoo! JAPANのサービス開始10周年を記念して、より一層持続可能な社会の実現に貢献していくために設立した任意団体(非営利)です。
「自然災害や感染症に対する支援」と、インターネット社会の健全かつ安全な発展に貢献するため「インターネットやIT技術の利活用を通じた市民活動の支援」をテーマに展開することで、これからも企業の社会的責任を果たしていきたいと考えています。

事業内容

3つの財源と2つの支出で事業運営をしています

財源

1. Yahoo!基金運営資金

LINEヤフー株式会社から拠出されている運営資金です


2. 一般寄付

お客様およびLINEヤフー株式会社社員からの寄付です


3. LINEヤフー株式会社マッチング寄付

一般寄付と同額をLINEヤフー株式会社が寄付します(寄付金額の上限あり)

支出

1. 資金助成

Yahoo!基金の設立趣意に基づく事業のひとつです。
情報技術(IT)を使った課題解決への取組み、次世代の育成・支援プログラムの実施など「IT利活用による社会の発展および課題解決」または「自然災害や感染症に対する支援」のために活動を行っている各種団体に対して資金等による助成を行います。


2. 緊急災害支援および復興支援

大規模災害・疫病が発生した際に、救援と復興のために、義援金・支援金寄付などを速やかに行います。

団体情報

名称

Yahoo!基金

設立

2006年6月

組織形態

任意団体(非営利)

役員構成

理事長

川邊 健太郎
LINEヤフー株式会社 代表取締役会長

専務理事(理事)

西田 修一
LINEヤフー株式会社 執行役員
 サステナビリティ推進統括本部 統括本部長
 CS統括本部 統括本部長

理事

妹尾 正仁
LINEヤフー株式会社 上級執行役員
 ガバナンスグループ グループ長

理事

江口 清貴
一般財団法人LINEみらい財団 専務理事
防災DX官民共創協議会 専務理事

監事(理事)

中里 秀行
LINEヤフー株式会社
 財務経理グループ経理・購買統括本部ビジネスサポート本部 ビジネスサポート経理部長

2024年4月1日

所在地

〒102-8282
東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
アクセス

評議委員

Yahoo!基金では、皆さまより信頼いただける団体になることを目指し、評議委員に就任いただきました

氏名 現職
黒沢 大陸 朝日新聞論説委員
萩原 なつ子 独立行政法人国立女性教育会館・理事長
立教大学名誉教授

2024年8月現在

Yahoo!基金の活動について、各評議委員よりご意見をいただきました。
朝日新聞社 論説委員 黒沢 大陸委員の写真

黒沢 大陸 委員

朝日新聞論説委員

能登半島地震で、Yahoo!基金は、緊急支援募金を素早く始めて約17億円を集め、石川県と災害支援団体に寄付しました。
被災地では水道などインフラ復旧が遅れ、多くの倒壊建物が撤去されず残っています。復興のあり方も問われ、この地震で過疎や少子高齢化など日本が抱えている課題が顕在化しました。これからの災害でも同様の問題が危惧され、能登への支援は未来への知見の蓄積にもなります。
寄付支援を得た団体が能登での活動で積む経験が今後の災害支援にも役立ち、Yahoo!基金が掲げる「持続可能な社会の実現」に繫がっていくと期待します。


立教大学名誉教授、独立行政法人国立女性教育会館理事長、認定特定非営利活動法人日本NPOセンター代表理事 萩原 なつ子委員の写真

萩原 なつ子 委員

独立行政法人国立女性教育会館・理事長、立教大学名誉教授

Yahoo!基金の母体であるLINEヤフー株式会社が、日本を代表するインターネット企業としての強みを改めて印象づけたのは、今年、1月1日に発生した能登半島地震においてでしょう。発災直後から被災状況を発信するとともに、緊急支援募金の窓口を開設し、石川県と災害支援団体に寄付として届けられています。寄付受付開始日は1月1日となっており、その迅速な対応に驚かされます。多くのユーザーから寄せられた17億円を超える寄付金は、ひとへに Yahoo!基金への信頼の証でしょう。
Yahoo!基金は持続可能な社会の実現に貢献すべく、寄付を「集める」、助成金や支援金等を「届ける」、寄付の使い道や支援先の活動を「知らせる」の3つのサイクルで活動を展開しています。集められた寄付金は、災害対策・復興支援等の活動や調査を行う団体、IT技術によって社会的課題の解決に寄与するデジタル人材育成を行う団体等に届けられています。そして活動団体の活動実績や成果をしっかりと寄付者であるユーザーに知らせることによってさらに信頼度高め、新たな「集める」「届ける」「知らせる」の好循環を生み出しています。やはり鍵となるのは「信頼」です。これからも「寄付者の期待に応え、信頼を裏切らない活動を行う」という信念に基づいた、Yahoo!基金ならではの社会に貢献する活動の展開を期待しています。

年度別会計報告

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