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評議委員

Yahoo!基金では、皆さまより信頼いただける団体になることを目指し、2019年7月より評議委員に就任いただきました。 各評議員からのYahoo!基金の活動についてのご意見をいただいています。

評議委員からのご意見(五十音順)
一般社団法人DSIA 代表理事 、同志社大学政策学部教授 服部 篤子委員
朝日新聞論説委員 前田 史郎委員

※いただいたご意見は原文のまま掲載しています。

一般社団法人DSIA 代表理事 、同志社大学政策学部教授

一般社団法人DSIA 代表理事 、同志社大学政策学部教授 服部 篤子委員の写真  Yahoo!基金の大きな特徴の1つは、ユーザーを巻き込んで資金を集めることにあると思います。15期2020年度では6億5千万円を超える寄付を集め、配当することができました。本基金は「災害被害から一人でも多くの命を救う」ことをうたい自然災害にむきあっています。企業が災害、防災をテーマに継続的に社会に発信することに大きな意義があると感じています。

 東日本大震災から10年がたちました。当時、3月11日当日にYahoo!基金を受け皿に募金を開始し人々の思いを受け止めました。

 今回の新型コロナウイルス感染症への対策もいち早く進めたという印象があります。感染症対策がYahoo!基金の活動目的に追加されたことは重要な決定だと思います。そして、医療現場の崩壊を防ぐことに主眼が置かれました。ユーザーからの寄付額のうち感染症医療支援が75%を超えていることから、ユーザーのニーズに応えているといえます。

 寄付の活用は、一般に、寄付先選定に時間を要します。今回、医療機関とのコミュニケーションがスムーズに行われたことは高く評価できるのではないでしょうか。さらには、資金の活用法として非営利組織等を含む市民活動への助成金や自治体への寄付といった多様なアプローチを試みています。全ての自治体に問い合わせを行うなど、官民連携はYahoo!基金の迅速性ときめ細かなやりとりを経て実現したと感じました。

 感染症は、医療現場に加えて暮らし全般に影響を与えています。社会的弱者の広がりは中長期にわたり社会の課題を深刻化させる可能性があります。コロナ感染症医療支援への寄付者は32万人以上です。他人事と考えていないことが伝わります。この延長線上に「事前に災害を予防して行動する人々」を増やしていくことに貢献できるものと確信しています。

 行動は、まず知ることから始まります。Yahoo!基金の「知らせる」活動は、ヤフーならではの活動だと注目してきました。特に、「NPOの知らせる力プロジェクト」は、市民活動の現場の声がYahoo!ニュースに掲載される大きなチャンスです。

 私の関わる大学でこの記事を学生たちが読み、活動現場を調べる授業を行いました。この「知らせる力」は、学生たちの学びの機会となり「知る力、行動する力」を高めていくと感じています。

 これからもYahoo!基金がユーザーの思いの受け皿となることを大いに期待しています。

朝日新聞論説委員

朝日新聞論説委員 前田 史郎委員の写真  人は危機になった時に素顔を見せる、といわれます。コロナ禍が深刻化して1年あまり。私たちの社会はどうでしょうか。

 ある医療従事者は家族への感染を気にして家に帰れず、たまに帰っても車中泊したそうです。それなのに家族があらぬ中傷を受けたり、自宅に嫌がらせの貼り紙をされたりした人もいます。

 その一方で人と人との絆を実感するできごともありました。リスクを覚悟で災害支援を申し出る若者たち。仕事を失った人を一時的に受け入れる企業。残業を重ねる自治体職員も多くいました。「共助」の底力が、いろんな場面で人を救いました。Yahoo!基金は、そんな善意と現場を結びつける接点ともいえるでしょう。

 Yahoo!基金の支援先をみると、多様さに驚かされます。「医療崩壊防止」のための助成対象には、子どもの貧困対策で奔走するNPOや地域医療の要となる町のクリニックまで、さまざまな団体が並びます。患者の対応に連日追われた県や市、大学病院など、どこも最前線で奮闘した現場です。

 2020年は自然災害も相次ぎました。熊本を中心に甚大な洪水被害が起きた豪雨の関係では、地元のボランティア団体などが寄付先として選ばれました。

 近年、災害はより激しく、極端になり、身を守る第一歩は、一人一人のふだんの備えです。具体的な行動を後押しするため、専門家がすすめる地区防災計画のシンポジウムや、発生から10年を迎えた東日本大震災の被災地で続く復興への取り組みにも助成金が届けられ、心強く感じました。

 社会にはクラウドファンディングや街頭募金など、さまざまな支援の方法があります。Yahoo!基金の特徴は何でしょう。たとえば動画クリエイターのHIKAKINさんが「命を守る人を、支えたい」を合言葉に呼びかけると、約21万人が浄財を寄せたそうです。ネット空間のもつ拡散力やそれを通じた影響力のある人の言葉の重み、何よりしんしな言葉に呼応する結集力こそが、その強みではないでしょうか。

 「THERE IS NO PLANET B」

 これは気候変動問題で活動する若者のスローガンの一つですが、この地球上で、助け合う大切さを今ほど実感することはありません。培われた人の輪が着実に根付き、拡大することを願っています。

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